ドナルド・トランプ米大統領は22日、中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」との取引継続を求める米IT(情報技術)企業に対し、「時宜を得た」ライセンス付与を行うことに同意した。ホワイトハウスが発表した。トランプ大統領はこの日、クアルコムやインテル、アルファベット傘下のグーグルといった半導体・IT大手7社の最高経営責任者(CEO)との会合に臨んだ。ホワイトハウスは会合後、「CEOらは、米国が安全保障上の理由でファーウェイとの通信機器の売買を規制していることなど大統領の政策に強い支持を表明した」とした上で、「CEOらは商務省がライセンス付与に関して時宜を得た決定を行うことを求め、大統領もそれに同意した」と明らかにした。