ドナルド・トランプ米政権が発表した難民申請を大幅に制限する新たな規制案について、カリフォルニア州の連邦地裁のジョンS・タイガー判事は24日、この規制導入を全米で一時的に差し止める判断を下した。差し止め命令は即日有効となった。   バラク・オバマ前大統領が指名したタイガー判事は以前、米国自由人権協会(ACLU)の訴えを受け、トランプ政権の移民制限措置を差し止めていた。  ACLUのリー・グラント弁護士は「最初の移民制限措置に対する判断でもそうだったように、議会が制定した難民保護に関する法律をトランプ政権が不法に回避しようとしたと裁判所が判断した」と述べた。