米電気自動車(EV)メーカー、テスラの数年ぶりの新型車が2月、テキサス州オースティンの生産ラインにお目見えした。ヘルメットと安全ベストを付けた作業員が見守るこの第1号車に続き、数百万台規模の生産を軌道に乗せるのが同社の狙いだ。こうした「お祝い」の場面はこれまでもあったが、このような車が登場したのは初めてだ。この「サイバーキャブ」にはハンドルもなければアクセルやブレーキのペダルもない。同社幹部が言うように4月に量産が始まれば、従来の自動車メーカーの枠を超えたいテスラにとってのみならず、このようなものは想定していなかった米国の安全規制にとっても試金石となる。