ソフトバンクグループ傘下の米携帯電話サービス大手スプリントとTモバイルの合併計画を巡り、司法省は和解案への支持を取り付けるため州当局と協議している。和解案では、両社が衛星テレビ大手のディッシュ・ネットワークに資産を売却することで、合併が実現できる見通しだ。関係筋が明らかにした。  ニューヨーク、カリフォルニア州の司法長官が率いるグループは6月、携帯電話料金の値上げにつながるとして、Tモバイルとスプリントの合併を阻止するため提訴に踏み切った。関係筋によると、司法省が行っている協議には、すでに提訴した州司法長官の一部が関与している。