BMW7シリーズがキドニーグリルを大幅に拡大して、マイナーチェンジした。フラッグシップとしての存在感を発揮すると同時に、走りは一段と洗練度が増した。
大型SUV・X7の登場を機に
巨大なキドニーグリルを採用
BMWはフラッグシップでもオーナードリブンカーであり、“駆けぬける歓び”を大切にしている。だから7シリーズのルックスはいまも昔もメルセデスなどのライバルと比べて、スポーティなデザインであり続けてきた。
ところが最近そうもいっていられなくなってきた。若年化の進むニューリッチ層が、“スポーティであること”と “押しの強さ”の両方を求めるようになったからだ。これはアメリカや中国で顕著な傾向だという。
そこでBMWは、大型SUV・X7の登場を機に、7シリーズにも巨大なキドニーグリルを採用した。