週末に米国内で2件の銃乱射事件が相次いだことを受けて、ドナルド・トランプ大統領は5日、白人至上主義を非難し、公共の安全のリスクとなる人の銃器利用を制限するよう呼び掛けた。トランプ氏はホワイトハウスで会見し「こうした野蛮な大量殺りくはわれわれの国への攻撃で、全人類に対する犯罪だ」と話した。「緊急に解決に動くことを誓う」トランプ氏は人種差別、偏狭、白人至上主義をこれまでで最も厳しい調子で批判。「こうした邪悪な思想は打破しなければならない」と語った。トランプ氏は、司法省にヘイトクライム(憎悪犯罪)や大量殺人の犯人を死刑にする法案を提案するよう指示したと述べた。また、精神衛生に関する法律を見直し、「精神障害を抱える人をよりよく特定する」ことを呼びかけた。「引き金を引くのは精神疾患と憎悪だ。銃ではない」と主張した。
トランプ氏「人種差別、偏狭、白人至上主義」を非難
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