高級百貨店を運営する米サックス・グローバルは、数週間以内に連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請する準備を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。競合のニーマン・マーカス買収で抱えた債務の利払いを履行できなかったという。2024年にニーマン買収で債務を背負って以来、サックスは財務面で苦境に立たされてきた。仕入れ先への支払いが遅れ、売り上げ低迷の一因となっている。関係者によると、現在は破産手続きのための資金調達を巡り債権者と協議中だ。サックスはコメントを控えた。関係者によると、サックスは社債保有者への1億ドル(約157億円)超の利払いを12月30日の期日までに履行できなかった。同社は過去1年間で財務問題が深刻化する中、ビバリーヒルズの不動産など保有資産の売却を通じて、現金を調達することを目指してきた。また、ニーマンとの27億ドル相当の合併の一環として取得した老舗高級百貨店バーグドルフ・グッドマンの株式49%も売却したい考えだ。