ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営するZOZOは昨年、オンライン衣料品販売で最も難しい問題の1つに取り組んだ。サイズがピッタリの服をいかにして顧客に届けるかだ。同社が考えた方法は採寸用のボディースーツを無料配布し、測定結果をアップロードするアプリを提供するというものだった。この「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を使えば、顧客は同社のプライベートブランド(PB)でジャストフィットの服を注文できるというのが売りだった。しかし、ZOZOSUITは期待外れに終わった。主な理由は多くの利用者がボディースーツの着用を煩わしいと感じたことだ。彼らが注文するのは主にカジュアル衣料品であり、完璧にフィットする必要はなかった。
ZOZOSUITはまだ諦めず=前澤氏インタビュー
期待外れとなったZOZOSUITだが、別用途での取り組みを進めているという
有料会員限定
あなたにおすすめ