ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が先週、米国の貿易政策がリセッション(景気後退)を招きつつあると報じた後、ピーター・ナバロ大統領補佐官(通商担当)はFoxビジネス・ネットワークの番組の中で、WSJのことを中国共産党機関紙の人民日報のようだと批判した。これはWSJのコラムに対する批判としては、これまでなかった類いのものだ。しかし、14日には米債券、株式市場もリセッション入りの警告を発しており、ナバロ氏はこれについてもコメントしたいのではないだろうか。この警告を発したのも、共産主義者だと言うつもりだろうか。