今回は、「水が汚いのに人がたくさん来ている海水浴場ランキング」を作成した。「水が汚い海水浴場ランキング」で、ワースト128位までを対象にしている。環境省の水質格付けでAの海水浴場を外す(=Bだけを残す)ためである。

神奈川県藤沢市の湘南海岸・片瀬東浜が1位

 今回のランキングで1位になったのは、神奈川県藤沢市の片瀬東浜である。観光名所である江の島の近くにあり、首都圏を代表する湘南海岸の有名海水浴場だ。利用者数は55.4万人。水が汚い海水浴場ランキングの順位は、107位だった。

 また、上位10位の中に最も多くの海水浴場をランクインさせた都道府県は神奈川県で、3カ所だった。

 片瀬東浜に続き、2位のサザンビーチちがさき(茅ヶ崎市)は、利用者数が16.8万人。水が汚い海水浴場ランキングの順位は、15位だった。

 サザンビーチちがさきは、桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズの名にあやかって、1999年に茅ヶ崎海水浴場から改名している。

 ちなみに茅ヶ崎市は桑田さんの出身地であり、歌詞の中にも茅ヶ崎の地名が数多く登場する。

 5位の大磯(大磯町)は、利用者が11.3万人。大磯は1885年、初代軍医総監を務めた松本順によって開設された、由緒ある海水浴場だ。水が汚い海水浴場ランキングの順位は、69位だった。