ズボラでもラクラク!超効率勉強法Photo:PIXTA

資格試験に昇進試験…社会人になっても常に勉強です。でも、毎日休まず勉強をやり続けるには、相当な根気が必要。『ズボラでもラクラク!超効率勉強法』を出版した、記憶術、速読術、勉強コーチングのプロである椋木修三氏によると、長丁場の試験勉強の場合、完璧にこなそうと頑張るよりも、最低限のことだけでもとにかく継続する「凡事徹底」こそが、合格への近道だということです。

「勉強をやりぬく力」を
身につける2つのコツ

 計画づくりは習慣づくりでもあります。毎日計画通りに行動するうちに、そのリズムが体に染みつき、意志の力を借りずとも勉強を続けられるようになるのです。とはいっても、半年、1年という長丁場の中では、習慣がくずれそうになることもあります。そこで私は、習慣づくりを強力に支える2つの方法を計画に組み込んでもらうようにしています。

(1)最低限やることを決める

(2)同じ時間に同じ場所で同じことをする

 いずれも、延べ何千人もの受講生たちと長年、フィードバックし合いながら確立してきたものであり、その効果は実証ずみです。1つ1つ説明しましょう。