中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)による米国の制裁法違反疑惑を巡り、20日公表されたカナダの裁判所資料でさらなる詳細が明らかになった。  それによればファーウェイはイランのほか、シリアやスーダンとも取引を行っていた疑いが持たれている。また同資料には、イラン事業に関してファーウェイが米シティグループや仏BNPパリバに行った説明についても詳しく記載されている。  米当局は1月、ファーウェイとファーウェイの孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を制裁法違反や銀行詐欺などの罪で起訴。