ドイツの造船所は韓国側に潜水艦の運転方法だけしか教えなかったから、韓国海軍は、海上自衛隊に「潜水艦の運用、戦術を教えてほしい」と要請した。

 韓国議会での議論を知っていた海上幕僚監部は唖然としたが、拒否するのも角が立つから、教科書に載っているような初歩的な内容だけを教えたという。

 2007年には、韓国は1万9000トン級のヘリプター空母を就役させたが、「独島」(ドクト、竹島の韓国名)と命名、日本への対決姿勢を露骨に示した。

 現在、韓国海軍は潜水艦16隻、ヘリ空母1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート17隻、1200トン級哨戒艦18隻を持ち、数的には海上自衛隊の潜水艦20隻、ヘリ空母4隻、それ以外の護衛艦43隻に迫りつつある。

東京上空の制空権が目標
日本が射程に入る巡航ミサイル

 また韓国空軍は、「ソウルから1000キロ圏内(東京が入る)の制空権確保」の目標を公言している。

 韓国空軍の代表が、米国防総省を訪れ空中給油機の売却を要請したこともある。

 米国側が「北朝鮮の奥行きは300マイル程度、給油機は不要では」と問うと、「東京を爆撃する際に必要だ」と言い放ったという。驚いた米国防総省の担当者は日本側にそれを伝え、給油機は売らなかった。

 だが韓国空軍は欧州のエアバス社製A330給油機4機を2015年に発注、昨年11月1機が到着している。

 また、韓国空軍は、爆弾、ミサイル11トン(B29は4.5トンだった)を搭載できる複座の戦闘爆撃機F15E(韓国用はF15K)を購入、59機を保有している。同機は戦闘行動半径が1250キロもあり、韓国空軍は東京空襲ができるようになった。

 現在、韓国空軍が持つ戦闘機は約590機で、航空自衛隊の約330機よりはるかに多い。北朝鮮空軍は無きも同然だから、韓国空軍は防空の必要が少なく、対地攻撃が主任務だ。

 韓国はさらに、射程800キロ、500キロ弾頭が付く弾道ミサイル「玄武2C」や射程1200キロの巡航ミサイル「玄武3C」を開発している。

 弾道ミサイル、巡航ミサイルの総数は計約2000発に達しつつある。韓国から北京までは900キロ余りであり、1200キロの射程ならほぼ日本全域を攻撃できる。韓国の潜水艦も巡航ミサイルを搭載している。