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現場力を伸ばす先端IT活用の鉄則

日本のITの方向性のヒントにもつながる、沖縄の未来と課題

安間裕
【第13回】 2012年7月11日
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 IT(OISTの場合は科学技術ですが…)を武器に、業界の「壁」を融解することは、新たなビジネスを生み出すための原動力になるのかもしれません。

 そのためには、枠にとらわれない自由な発想と、OISTのように「世界の一流」を意識する視野が、重要なのだと思います。狭い日本の中で、ちまちました喧嘩をしている場合ではないってことです。

 というわけで、沖縄を透かして、ITでビジネスを変えていく何がしかの課題とヒントが見えた気がします。

 それにしても、OISTはすごく風光明媚で、場所も最高でした。「ああいうところだからこそ、自由な発想って生まれるのかも」と思いました。

 最近、IT革命を起こした巨人たちが、南カリフォルニアからたくさん輩出されたのは、実は、環境のせいもあるのではないかという話を聞きました。
このOISTを見ていると、すごく分かる気がしています。

 日本のIT産業も、東京集中じゃなくて、ちょっと、考えた方がいいかもって、少し思っています。

 ところで、OISTですが、一回の実験のコンピュータ費用が「数千万円」を超えることも珍しくない?らしいです。それを聞いて、よく蓮舫さんが見逃してくれたものだと、胸をなでおろしてしまいました。蓮舫さん、感謝です!!

 次回は、先日、日本のVR(Virtual Reality)の先駆者、東大の廣瀬通孝教授を訪問して、最近の研究テーマに関して聞いてきたので、書いてみたいと思います。これ、意外にも(って叱られますが)、ビジネスと日本の未来の研究です。本当に、とても興味深かったです。

 是非、お楽しみに。

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グローバル経済のなかで地盤沈下の進む日本。再びIT先進国として飛躍するためには、ITをビジネスの武器とする発想が必要だ。ビジネスは現場が肝心。現場の意思決定のスピードアップなど現場力向上に先端ITをどう生かしていけばよいか、IT業界のフロントランナーがわかりやすく解説する。

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