多様性を求めるなら西部の大学。よい就職につながる可能性が最も高い資金力のある大学を探すなら北東部に目を向けるのがいい。費用対効果を求めるならニューヨーク市立大学だ。こうした内容が、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とタイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)が算出した今年の米大学ランキングの結論の一部だ。このランキングは、学業面の成果・課外活動・就職機会・投資効果など、どんな点を重視している学生にも幅広い選択肢があることを示している。トップ5大学のうち4校はアイビーリーグに属する大学がランクインした。総合首位はハーバード大学で、同じくマサチューセッツ州ケンブリッジにあるマサチューセッツ工科大学が2位となった。