面接官の男性写真はイメージです Photo:PIXTA

転職面接の退職理由で「前職の悪口や不満を言うのはNG」は常識。そのため、あからさまに会社を批判する人は激減しました。しかし、不満を隠して無難に答えたつもりの求職者が、面接官に呆れられ「不採用」の烙印を押されるケースが後を絶ちません。悪口を言ったわけではないのになぜ落とされるのか? 実は面接官は、転職理由や過去の失敗、トラブルを語る際の“ある話し方”から、あなたが隠し持つ「致命的なNG思考」を見抜いているのです。(クライス・アンド・カンパニー代表取締役 丸山貴宏)

面接官は「他責思考」を
どこから見抜いているか?

 他責思考の人材を企業は敬遠します。

 うまくいかなかった原因を外部や他人に置く傾向の強い人は、自分自身の判断や行動を改善しないからです。

 それだけでなく、周囲に責任転嫁するため組織の空気が悪くなり、ひいては当事者意識の高い人を疲弊させたり、他の人に他責思考が伝染したりするからです。

「他責思考は嫌われる」

 この認識が定着したためか、最近は面接で露骨に他責な姿勢を出す人はあまり見かけなくなりました。退職の理由やうまくいかなかった経験を語る際、あからさまに会社や上司の悪口を言い募り、自己正当化を図るような人はほぼいません。

 しかし、他責思考のNGワードを言わないとしても、面接官はその人が他責思考かどうか、きちんとチェックしています。では、どんなところを面接官は見ているのでしょうか。