本書の要点

『心を強くする』書影
『心を強くする』 サーシャ・バイン著 高見浩訳 飛鳥新社刊 1389円+税

(1)野心を抱いてこそ、成功が手に入る。必ず目標達成できると信じ、小さな目標を毎日こなしていくことが重要だ。
(2)人は慣れ親しんだ環境に踏みとどまりがちだが、リスクをとって外の世界に飛び出さなければ、自分の真の価値はわからない。リスクをとるときは自分の気持ちを正直に見定め、変化を受け入れよう。
(3)ナンバーワンになっても急に世界観が変わるわけではない。変わるのは周囲からの見られ方であり、それは「自分が認められた証拠だ」と自信を持てばいい。

要約本文

【必読ポイント!】
◆心は強くなる
◇大きな野心がなければ戦えない

 テニスのトーナメントの参加者128名のうち、燃えるような野心を持っている者は数えるほどしかいない。たいていのプレイヤーは、ベスト4やベスト8に残っただけで満足してしまう。

 自分は本当に野心を抱いているかどうか、正直に自分を見つめ直すといい。野心を抱いてこそ、成功はあなたのものになる。目標を設定したうえで、その目標は必ず達成できると信じよう。

 大きな野心を抱いたら、小さな目標を毎日こなしていく。こなすべき目標を明確に頭に刻み、一日の終わりに、今日なしとげたことに満足できるかどうか、自分に問いかけてみよう。

 重要なのは、自分のしていることを信じて、その目標を達成するために邁進すること。そして、その目標を達成できたらすぐ、次の目標を設定することだ。

◇「罰ゲーム」で度胸をつける

 著者は、大坂なおみ選手(以下、なおみ)と組む前、彼女のことを「お高くとまった女王様」だと思っていたという。なぜなら、すれちがうときに目を合わせてくれないからだ。きっとこっちを見下しているんだろうと思っていた。