消費増税前の買いだめ
消費増税前だからと、やみくもに買いだめに走っていませんか? Photo:PIXTA

 消費増税がいよいよ目前に迫ってきました。ご存じのように、テレビなどの多くのメディアでも、今回導入される軽減税率や、キャッシュレス決済利用によるポイント還元について盛んに報道されています。

 今回の増税では、持ち帰る飲食料品は軽減税率の対象で、消費税率は8%に据え置かれます。暮らしの中心となる支出には影響が少ないため、直前に慌てて買いだめする人も以前の増税時ほど目立っていません。そのため、落ち着いて増税の時を迎えようとしているように感じます。

 ただ、中には慌てふためき、少しでも得したいと買いだめをし、反対に家計の負担を重くしてしまっているご家庭もあるようです。

洗剤やシャンプーなどを大量に買いだめ
節約のつもりが「無駄遣い」を加速!

 先日、家計相談にきた会社員のSさん(44)も、買いだめを始めて失敗してしまったうちの1人です。以前の消費増税時にも買いだめをしすぎて失敗したため、二度と同じことを繰り返さないようにと反省していたそうですが、今回もすでにほぼ失敗といえる状況に陥っています。

 ご家族は、同じく会社員として働く妻(43)と保育園に通う娘(5)です。前回の消費増税時は、食品は長期保存可能な缶詰、冷凍食品などを中心に、そのほかティッシュ、トイレットペーパー、各種洗剤やせっけん、シャンプーなどの消耗品を買いだめしていました。

 しかし、いざ増税となると、各店が途端に「増税還元セール」を実施。増税後に購入したほうがお得だったのではないかと思ったことが何度もあったのです。