世耕大臣:
 確かに、負担がふえるという面はあるだろうと思っています。

 ただ、今、キャッシュレス事業者は激しい小売店舗の囲い込み競争というべき状況にもなっていまして、これはキャンペーンということになりますが、一部のQRコード決済事業者は、手数料当面ただというような施策もとっているわけであります。

 ですから、まずはそういった競争でかなり手数料といったものが引き下がっていくんじゃないか。我々のポイント還元策が終わった後、もとへ戻します、例えば7%に戻しますよというようなクレジットカード事業者は、その後どうするのかなというふうに思いますけれども、そういう競争があるということ。

 もう一つは、じゃ、そういうことがないとしても、一定の手数料の負担は出てくるわけであります。今度、決済事業者が、その手数料に見合う付加価値をどのように提供するかだと思っています。

 ~(中略)~

 キャッシュレスがきちっと普及をしていけば、例えば、この間も、私、オールキャッシュレスの飲食店に行きましたけれども、そうすると、いわゆるレジカウンターがないんですね。その分そこに客席を数席置けるということで、それだけでもやはり売り上げのふえる要因になる。

 ですから、キャッシュレスを通して小売店の生産性を高めていく、そのことによって手数料分を上回る利益が小売店に渡るようにするという考え方が重要ではないかと思っています。

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 競争が起こるから大丈夫、生産性向上というメリットがありうるなど、中小・零細事業者の実態を踏まえない、なんと的外れな答弁であろうか。

消費者のためにならないばかりか
中小・零細事業者をかえって苦しめる

 落合議員は続けて手数料に関し、先にも触れたキャッシュレス決済事業者の優越的地位の濫用の可能性について質問している。