ドナルド・トランプ米大統領は27日、弾劾調査を率いる下院情報委員会のアダム・シフ委員長(民主、カリフォルニア州)を批判し、ウクライナ大統領との通話内容を不正確に表現したとして辞任を要求した。トランプ氏は7月25日のウクライナ大統領との電話会談について、シフ氏が議会に不正な朗読をしたとツイート。「通話の書き起こしをそのまま読むはずが、すっかり言葉を変え」て、悪く聞こえるようにしたと述べた。シフ氏は書き起こし文書を読むとは発言していない。ジョゼフ・マグワイア国家情報長官代行は26日、下院情報委で証言した。トランプ氏のツイートはその公聴会冒頭のシフ氏の発言に関するもの。公聴会は7月の電話会談を巡る内部告発状を焦点としていた。