能作:東京メトロ「三越前駅」A8出口の地上に出ると、「コレド室町テラス」が見えてきます。メインストリートからエスカレータもエレベータも使わずに、錫100%のビアカップや真鍮製の風鈴など、能作独自の商品を観ることができるのは、今までの直営店になかったことです。
ここでは、可能な限り、高岡にある本社工場の「FACTORY SHOP」の雰囲気を出しながらも、「能作プレステージ」という新たなブランドを展開しています。ここでしか体感できない商品もそろえましたので、ぜひ一度、新しい能作ワールドを見ていただけたらと思います。
――確かに、あのインパクトは実際に行ってみないとわかりませんね。
本社工場も素敵ですが、本社にはない斬新な魅力がありました。
「能作プレステージ」商品群は、独特のオーラを放っていましたね。
能作:ありがとうございます。うちの店舗だけでなく、同じ1階にも相当面白い店舗がいくつもあり、2階には台湾発のカルチャー体験型店舗、「誠品生活日本橋」があり、その中には有名なタピオカドリンクのチェーン店「THE ALLEY(ジアレイ)」などもありますから、「コレド室町テラス」全体をゆっくりくつろぎながら味わっていただくのもよいかと思いますね。
――「能作」のグランドオープンが9/27でしたが、初日から人が殺到しているとか。私の会社の同僚が9/28に「能作」に伺ったのですが、「ものすごい人でお店に入れなかった」と言っていました。すごい状況ですね。
能作:おかげさまで、テレビの影響もあったのか、たくさんのお客様にきていただいています。ありがたいことです。
――あの見事な空間設計に携わされた、デザイナーの小泉誠さんってどんな方ですか?
能作:小泉さんと初めてお会いしたのは、2000年くらいでした。
それ以来、能作の商品や展示会、お店の空間設計などをお願いしてきました。
小泉さんとの思い出で印象深いのは、やはり新社屋建設時のエピソードですね。
――どんなエピソードですか?