北朝鮮高官が、米国との実務者レベルの核協議を再開すると表明した。2月のベトナムでの米朝首脳会談から滞っていた非核化に向けたプロセスが復活する見通しだ。北朝鮮の国営メディアは崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官の話として、米朝が4日に予備協議、翌5日に実務者協議を開くと報じた。崔氏は金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の信頼を得ている対米交渉担当者。協議の開催地は伝えられていない。米国務省は今のところコメントに応じていない。韓国青瓦台(大統領府)は交渉再開を歓迎し、進展に期待感を示した。