ドナルド・トランプ米大統領は1日、ジョー・バイデン前副大統領と息子を調査するようウクライナ大統領に圧力をかけたとされる問題で、内部告発者を再び攻撃するとともに、身元を明らかにするよう求めた。与野党の上院議員からは、内部告発者を保護する対策を当局者に求める声が上がっているほか、内部告発を受理した情報当局の監察官は、内部告発の妥当性に疑問を投げかけているトランプ氏支持者の主張を退けている。トランプ氏はツイッターで、ウクライナ大統領との電話会談は適切だったとの考えを改めて表明。内部告発者自身が電話会談の内容を聞いたのではなく、関係者からの伝聞だった点を問題視し、内部告発者、情報提供者の両方と面談したいとの考えを示した。