ドナルド・トランプ米大統領の個人弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏が行ったジョー・バイデン前副大統領の調査に協力した旧ソ連出身のビジネスマン2人が、米政界に外国資金を流入させるなど選挙資金法に違反したとして10日に訴追された。フロリダに住む両被告はドナルド・トランプ米大統領を含む米政治家らとの関係をソーシャルメディア(SNS)などで誇示していた。連邦選挙委員会(FEC)の記録によれば、レフ・パーナス被告は2016年米大統領選の2週間前に初の献金を行い、トランプ氏や同氏に近い共和党議員らに約10万ドル(1080万円)を支払っている。またトランプ氏が当選後に開いた献金者向けのイベントでは、パーナス被告とイゴール・フルマン被告は行列の一番前に並びトランプ氏と写真を撮影していたと事情に詳しい関係者らは述べている。