カバンの中の整理収納術(2)
「小分け収納する」

「カバンの中を探しやすくする」ためのアプローチの1つ目は、中身をアイテム別に分けて収納する方法です。何かしらの収納グッズを使うことになりますが、選ぶ際のポイントは「中身が見えること」「ざっくりまとめて管理できること」です。マトリクスを使って説明していきます。

●バッグインバッグは使う人を選ぶアイテム

 カバンの中の整理整頓は、最初から細かく物を分けるとうまくいきません。ただでさえ中身が確認しにくく、物が迷子になりやすいのですから、これ以上隠すタイプの収納にするのは逆効果です。頻繁に出し入れする名刺ケースの場所は忘れなくても、いざというときのために持ち歩く薬などは入れっぱなしで忘れやすくなります。「こんな物、いつ入れたのだろうか…?」という状況が生まれやすくなるのはそのためです。

 また、細かい仕切りやポケットがあればあるほど、入れる物を限定してしまうのもつらいところ。「自分が何を持ち歩きたいか」の前に「このポケットには何を入れるのがちょうどよいか」に縛られてしまうため、使い勝手のよい状態からどんどん離れてしまいます。

 バッグインバッグは、必要な物を一括管理できるので一見便利そうに感じますが、「中が細かく仕切られていて、入れる物を選ぶ点」かつ「しまった物が見えなくなる点」が大きな弱みです。実のところ、カバンの整理にたけた、上級者向けのアイテムといえるでしょう。

●ファスナー付きファイルケースでざっくり管理がおすすめ

 カバン整理のビギナーは、まずは大きめ・シンプルなケースに放り込むだけのスタイルから始めるのがよいでしょう。ファスナー付きファイルケースは、透明で中に入っている物も見えるため、物が混在していても探しやすいのでおすすめです。