経営トップが予期せず退場した後はいつでも、株価が興味深い反応を示す。米マクドナルドのケースは他にも増して示唆に富んでいる。スティーブ・イースターブルック最高経営責任者(CEO)の退任を受け、4日午前の米株式市場でマクドナルドの時価総額は40億ドル(約4350億円)近く吹き飛び、同氏の実績と退任理由を同時に反映した動きとなった。退任の理由は、従業員と「合意のもとで関係」を持ったことであり、事業上あるいは規制上の問題ではない。
マクドナルドCEO解任、後継者は株高再現できるか
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