中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非氏(75)は、同社に対する米政府の取り組みには効果がないとし、ファーウェイは米国なしでも生き残ることができるとの認識を示した。ファーウェイは今年に入り、米国市場からの締め出しを回避する方策として、次世代通信規格「5G」関連の知的財産権の米企業への売却を提案した。買い手候補から関心表明は受けていないものの、この提案はまだ有効だと、任CEOは言い添えた。任CEOはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、米国の起業家精神を称賛した一方、ファーウェイに対するトランプ政権の動きには挑戦的なトーンを打ち出した。「当社は米国抜きで非常にうまく生き残ることができる」とし、「私は米中貿易協議には関心がない」と話した。
ファーウェイ「米国抜きで生き残れる」 CEOインタビュー
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