毎日、なんとなく同じメイクをしていませんか? そのやり方、本当にあなたの顔を美しく見せてくれていますか? もし、ちょっとよくわからない……と思ったら、ぜひこの方法を試してみてください。人の顔には、顔立ちや年齢にかかわらず、「ここをこうすると誰でも美しく見える」という、共通したポイントがあります。そのポイントを踏まえてメイクすることで、どんな人もまるで「すっぴんが美人」であったかのように美しく見せることができます。モデル・女優が「ここぞ!」という仕事で頼りにするメイクアップアーティスト・佐伯裕介が、どんなナチュラルメイクの日でも必ず美人に見せられる、メイクのコツを分かりやすく紹介します。
眉の下側を濃く描くと、彫りが深く見える
眉毛を、ナチュラルに且つ簡単に描く方法を『自分のままで圧倒的に美しい』のなかで詳しくご紹介していますが、今日はいつもの描き方のまま、ここだけ意識することで、自然に彫りが深く見えて、ナチュラルメイクの日でも顔を立体的に見せられるというポイントを3つお伝えします。
1 縦に小刻みに描くと、線がガタガタになってしまう
1つめは、アイブロウブラシの動かし方。よく縦に細かく動かし、スクリューブラシでぼかしながら描くという方法が紹介されていますが、この方法では眉の仕上がりがガタガタになってしまいます。眉頭から眉尻に向かって、横に動かすようにしましょう。毛の生えていないところには、ブラシをギュッと押し付けるとしっかりパウダーがつきます。
2 もともと生えている眉毛の少し内側から描く
2つ目は、眉の上側は毛が生えているところよりも、少しだけ内側からブラシを入れること。こうすると、いかにも眉を描き足しているという感じになりません。もともと生えている眉毛を、なるべく生かしながら描いていくことが、自然に仕上げるコツです。
3 眉尻と、眉の下側を濃く描くと、彫りが深く見える
最後に、眉の下側と眉尻は、眉の上側よりも濃くなるように描きましょう。これこそ、眉による美人効果をさらに高めるテクニック。眉の下側に陰影を作ると、目元の彫りが深い顔に見えるのです。
細かいようですが、仕上がりには確実に差がつくので、僕も撮影ではいつも行なっています。ぜひ、意識してみてくださいね!