米ファストフード大手のマクドナルドは、最近解任したスティーブ・イースターブルック前最高経営責任者(CEO)と女性従業員との関係について、約3週間前に把握した。関係筋が明らかにした。同社の法務顧問ジェリー・クルールウィッチ氏が、内部調査の結果を受けて取締役会に通知した。その後、取締役会は、ニューヨークにある法律事務所ワクテル・リプトン・ローゼン・アンド・カッツを起用して、イースターブルック氏と女性従業員の関係について、法的リスクを精査したという。クルールウィッチ氏、ワクテルはいずれもコメントの要請に応じていない。マクドナルドの関係者によると、同社では以前から、すべての職務レベルにおいて、間接的な場合も含め監督下にある従業員と関係を持つことを禁止する規定があり、これはCEOにも適用されるとしている。