米電気自動車(EV)メーカーのテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社が計画していた欧州EV組立工場をドイツに建設すると明らかにした。ドイツで開かれた自動車の表彰イベントで同氏は、この工場はベルリンの南東部で、建設工事が続く新たな国際空港の近くに位置すると述べた。この地区にはエンジニアリング・設計センターも建設するとした。テスラは現在、EVを米国で生産しており、中国でも生産を開始したが、中国工場からの納入はまだ始まっていない。同社は以前、大衆車「モデル3」やコンパクトスポーツタイプ多目的車(SUV)「モデルY」を欧州工場で生産すると明らかにしていた。