安倍首相の実績、日本株の革命は続く
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――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 安倍晋三首相の通算在任日数は歴代最長となった。安倍政権下で進められた経済構造改革は、日本株の上昇を後押ししてきた。

 投資家にはその追い風が続きそうだ。

 第1次政権は2006年から07年にかけての1年で終わったが、安倍氏は2012年12月に首相の座に返り咲いた。その際に打ち出されたアベノミクスの「3本の矢」を巡り、金融緩和と機動的な財政政策の2つは、第3の矢である構造改革より展開が容易だろうとアナリストはみていた。実際には、第1の矢と第2の矢による下支えはまだら模様となっている。このところ見受けられる成功は、大方が構造改革やコーポレートガバナンス(企業統治)改革の分野にある。

 主要国の株式市場のうち、日本の株式市場はここ10年で米国に次ぐ2番目のパフォーマンスを上げており、なお向上は続いている。