フランスのルノー、日産自動車、三菱自動車工業のアライアンス3社は29日、経営効率化に向けて「互いの戦略計画と営業利益を支援するためのアライアンスへの貢献を最大化するための行動計画」など、一連のプログラムの実施で合意したことを明らかにした。複数の関係者によれば、プログラムにはコネクテビティ(つながるクルマ)やプラットフォームの共通化などが盛り込まれている。その第一段階として、さまざまな共通プロジェクトの調整役を担う事務局長を数日中に任命する。3社によれば、事務局長はルノー、日産、三菱の各CEO(最高経営責任者)およびアライアンスを監督するアライアンスオペレーティングボードの直属となる。日産は12月1日付で新たな執行体制に入る。関係者らによると、ルノーは新CEOについて最終候補の絞り込みを進めている。
ルノー・日産・三菱自、アライアンス強化 事務局長を任命へ
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