さらにお客様のことを考える「WIN‒WINの追求」
2007年、私は生まれて初めて転職しました。転職先はプライベート・バンクだけしか考えず、欧州系のPB専業の信託銀行です。
ここで「お客様の資産が増えると、担当者も営業成績がプラスになる」という、画期的なWIN–WINのシステムに出会います。販売時の手数料は受け取らないため、金融機関の収益率は低いのですが、ギラギラした一攫千金を狙う証券会社を卒業し「お客様想い」を実践している先輩に出会ったのです。
そして、驚くほど低コストで運用されている海外ETFという商品(ETF=上場投資信託)に出会い「これこそが運用の王道だ」と確信し、私はETFにのめり込んで行きました。
手数料が低いというのは、運用のコストが低くなり、リターンの向上につながります。
導入したお客様からは、以前の運用よりもリターンが上がったと、絶大な人気を博し、そして海外ETFの組み合わせによる資産運用は、全店で商品化されることになったのです。
富裕層の方々は実体験として、海外ETFを使う「低コストのインデックス運用」のメリットに気づいたのです。
そして、この運用手法は富裕層にかぎらずアナタにも、実はできることなのです。