え、それだけ?「器の大きいリーダー」と「器の小さいリーダー」の“たった1つ”の違い写真はイメージです Photo:PIXTA

器の大きなリーダーと器の小さなリーダーの決定的な違いとは何か、歴史に名を残した名君たちの言動を手がかりにして紹介する。※本稿は、出口治明『誰も行ったことのない場所へ行こう。そして誰もやらなかったことをやろう。』(祥伝社)の一部を抜粋・編集したものです。

組織の上に立つ上司の器が
仕事の成果に大きく関わっている

 社会人の悩みやストレスの多くは、チームを率いるリーダーに原因があります。リーダーはいかにあるべきか。これは永遠のテーマです。

 歴史上大きな業績を残した集団には、必ずといっていいほど器の大きなリーダーがいました。どうしたら器を大きくできるのでしょうか。リーダーについて考えてみましょう。

 社会人の日常的な人間関係の中でも、いちばん大きな比重を占めるのは「上司」でしょう。とくに若い人の場合、最初はピラミッド型の組織の底辺に置かれるので、直属の上司から社長や会長にいたるまで、何人ものリーダーの下で働くことになります。

 組織の日常はリーダーの性格や行動などで決まるので、その下で働く人たちにとっては大問題。社会人の悩みやストレスの多くは、チームを率いるリーダーに原因があるのではないでしょうか。

 もちろん、いまは組織の末端にいるあなたも、いずれ部下を持つ立場になるはずです。肩書は平社員のままでも、すでに小さなプロジェクトのリーダーとして仕事をするケースはあるかもしれません。

 部下の立場であれ、上司の立場であれ、組織人として働いているかぎり、「リーダーはいかにあるべきか」は永遠のテーマです。どんな組織も、そこで成し遂げられる仕事の大きさは、上に立つ人の器より大きくはなりません。人間の歴史を学べば、それがよくわかります。