オブライジャーの長所は、外から与えられた責任を制約と受け止めない点だ。そして、それによって自分に対して苛立ちを感じることがない点である。よって、職場などの外部から課される期待と、自ら自分自身に課す期待を一致させることで、自分が望む人生を送れるようになるはずだ。

◇オブライジャーの重荷を軽くしよう

 オブライジャーは、外からの期待が重すぎると感じたとき、「反乱」を起こすこともある。たとえば、オブライジャーが他者からいいように利用されてばかりだと感じたときがそうだ。限界に達すると、あるとき突然、外からの期待に応えようとしなくなる。このようなオブライジャーの反乱は、小さいものから大きく破壊的なものまでさまざまだ。

 オブライジャーとうまくつきあうには、外からの責任が反乱の引き金とならないよう、彼らをよく観察し、彼らにかかっている重荷を軽くすることが必要だ。周囲が、オブライジャーの抱える期待を減らすようにしたい。具体的に心がけたいポイントは、役割分担を明確に示す、オブライジャーがやりたいことをやる時間を確保する、大きすぎる目標は設定しない、といったことが挙げられる。

◆抵抗する人はこう動く
◇嬉々として期待に逆らう

 すべての期待に反発しようとするのが、レブルだ。彼らは、自分がやりたいことを、自分の望むやり方とタイミングでやりたがる。外から課される期待と同じように、自分の内から生まれた期待もきっぱりと拒む。これがレブルならではの特徴である。

 彼らが望むのは、自分による選択、自由、自己表現だ。周囲にどう思われてもあまり気にならないうえに、圧倒的にプレッシャーに強い。さらには、自分の正直な欲求を理解している。そのため、ルール、期待、しきたりにも嬉々として逆らうのだ。

◇レブルをその気にさせるには

 レブルは、既存の枠にとらわれない発想ができ、慣習から抜け出そうとする点で、職場にメリットをもたらしてくれる。彼らが力を発揮するのは、指示や監視が少ないときである。よって、彼らと上手くつきあうには、選択肢を多く用意すること、指示をしないで見守ることが重要となる。レブルにとってほしい行動がある場合は、その行動のメリットを強調し、選択は任せるようにしよう。

 また、オブライジャーにとって、長期的に良好な関係を築ける相手は、たいていレブルである。外からの重圧を常に感じているオブライジャーからすると、期待に反発するレブルの態度に胸がスッとしたり、安心したりすることがあるのだ。レブルの姿勢はオブライジャーを開放する役割があるといえる。