【ワシントン】米連邦取引委員会(FTC)はフェイスブックに対し、製品の統合性を巡る反トラスト法(独占禁止法)上の懸念から、仮差し止め請求を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。  関係者によると、仮差し止め請求が行われる場合、アプリの統合性や潜在的な競合他社との協力に関するフェイスブックの規約が焦点となる。フェイスブックは中核のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に加え、画像共有アプリ「インスタグラム」やチャットアプリの「メッセンジャー」、「ワッツアップ」などの主力製品を有する。