「患者さんを診察する際、お話を伺いながら、必ずその方の顔色を見ています」
口臭外来など、患者さんの深い悩みも扱う中城歯科の中城基雄院長はこう話す。患者さんの全身を診るには西洋医学だけでは限界があると感じ、東洋医学も学んだという経歴の持ち主だ。
問診のときは、必ず患者の顔色やその人の全身を診ることが診察のベース。その人の顔色や表情から、どの臓腑がその人に負担をかけているのか、不調の内容、症状がわかるという。
「顔色によってその方の特性も、会話の仕方も変わるほどです。自分のタイプを知ることで、病気の予防に役立てることもできます」
その特質は、大きく分けて5つ。各タイプはそれぞれ、肝、心、脾(胃)、肺、腎の臓器と、青、赤、黄、白、黒の顔色に当てはまる。
タイプごとのチェックリストがあるので、ぜひチェックしてみてほしい。該当数が最も多いのが、あなたのタイプということになる。