ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、ドナルド・トランプ米大統領の弾劾訴追について、「でっち上げの嫌疑」だとして民主党を批判した。その上で、トランプ氏は政治的な嵐を乗り切り、大統領の座を維持するとの見方を示した。プーチン氏は同日の年末記者会見で、前日18日に米下院がトランプ氏の弾劾訴追決議案を可決したことについて、民主党と共和党の党派争いだとした上で「トランプ氏がでっち上げの嫌疑で権力の座を追われるとは考えていない」とし、「民主党は前回の選挙で負けたため、別の手段で勝ちたいだけだ」と語った。米下院は18日、トランプ氏がウクライナに民主党のジョー・バイデン前副大統領の調査を要求したことが権力乱用と議会妨害に当たるとする弾劾訴追決議案を可決。民主党下院議員のほぼ全員が決議案に賛成票を投じた。
プーチン氏、トランプ氏弾劾で米民主党を批判 年末会見
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