クリスマス直前にプレゼントを探している米国の消費者がアマゾン・ドット・コムで検索をかけると、「アマゾンズ・チョイス」印のついた商品がいくつも表示されるだろう。この承認の印があれば安心だと多くの買い物客が思うはずだ。だが、安心はできない。アマゾンは数えきれないほどの合法品にこの印をつけている。一方、規制当局から懸念されている商品や虚偽の説明がされている商品、チョイス印を獲得するために売り手が掲載の仕方を操作したと思われる商品にも印を与えている。アマゾンは自社ポリシーに違反している品に印を与えることもある。その一例は、「脂肪を燃焼する」とうたうエネルギーサプリの「レッドライン・マイクロバースト」だ。先週にはチョイス印がつけられていた。アマゾンが「レッドライン」ブランド製品の販売を明確に禁止していたにもかかわらずだ。
「アマゾンズ・チョイス」推奨ラベルの実態
規制当局から懸念されている商品や虚偽の説明がされている商品も推奨
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