26日の米株式市場で主要3指数は終値で最高値を更新し、ナスダック総合指数は9000の大台を初めて突破した。ダウ工業株30種平均の終値は前営業日比105.94ドル(0.37%)高の2万8621.39ドル。S&P500種指数は16.53ポイント(0.51%)高の3239.91、ナスダック指数は69.51ポイント(0.78%)高の9022.39で取引を終えた。ネット通販大手のアマゾン・ドット・コムは4.5%高。2019年のホリデーシーズンが記録を塗り替える好調さだったとの発表が好感された。ホリデー商戦は堅調で、個人消費の底堅さが示された。貿易摩擦が重しとなり、リセッション(景気後退)入りが迫っているとの懸念がたびたび浮上した中でも、米景気は今年も拡大が続いた。