見るべきポイントは3つだけ

 マイナンバー導入により数年前から紙のサイズが大きくなり情報量が増えたが、チェックすべき項目は次の3つ。

(1)「支払金額」…額面年収のこと
(2)「源泉徴収税額」…天引きされた所得税。年末調整により確定した所得税
(3)「社会保険料等の金額」…厚生年金や健康保険等の保険料の本人負担分

「支払金額」とは、交通費を除く各種手当込み、税金や社会保険料を差し引く前の「込々」の額面年収のこと。クレジットカードを作る際や、住宅ローンの申し込みの際に「年収」を書く欄があったら、この金額を書く。

 額面年収が前年に比べて増えているか、減っているかを毎年チェックし、増減要因も合わせて振り返ることを習慣にしよう。

 残業代がつく非管理職の人なら、残業代の多寡により年収は変動するため、残業が少なかった年に合わせた家計プランを立てることが肝心。また、ボーナスは業績に連動して金額が決まる企業もあるので、「昨年の年収が多いのは例年より業績が良かったから」と、自己分析することもできるだろう。