E保険プランニング民事再生
倒産件数11年ぶり増加

 4位はゴルフ場経営のサンユウ産業(東京都)で負債総額は232億円。5位は液晶テレビ・電子機器のFKサービス(福井県)で200億円。6位は中国系の貿易商社、上海国際(東京都)で200億円だった。

 7位は生命保険・損害保険代理業のAIコーポレーション(東京都、19年12月にT.F.Kから社名変更)で、194億円。

「E保険プランニング」の名称で全国に代理店を展開した同社は19年12月5日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。

 実は19年6月15日号の「週刊ダイヤモンド」で、「もはや破綻の瀬戸際か 保険代理店T.F.Kの窮地」と報じた。

 社長を務めた黒川哲美氏は超高級飲食店の常連で、約20頭の馬を所有するなど派手な生活で知られたが、18年に国税庁から不正会計を理由に5億円超を追徴課税される。その後、りそな銀行に借り入れを申し込んだが断られ、50行に対し返済猶予を要請していた。

 記事では、「黒川氏は、自身に掛けた某外資系生保の契約を全部解約して資金を集めているが、債務超過を解消することは困難だろう」と結んでいた。

 8位はゴルフ場経営のワイ・ケイ・ジャパン(東京都)で162億円。

 東京商工リサーチによると、19年の全国の企業倒産件数(負債総額1000万円以上)は、前年比1.7%増の8383件。倒産件数が前年を上回るのはリーマンショックが起きた08年以来、11年ぶりである。人手不足による人件費の高騰などが重荷となった。

(ダイヤモンド編集部 清水理裕)

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