高尚な英国ドラマの隣にアダム・サンドラーのコメディーが並んだストリーミングサービスのように、ネットフリックスの最新決算は万人向けの内容がそろっていた。割高なネットフリックス株の購入を考えている人にとっては、2019年10-12月期(第4四半期)に有料会員が880万人近く増加したことは間違いなく朗報だった。これは3カ月前の自社予想を15%上回っている。少なくとも現段階ではまだ、ウォルト・ディズニーやアップルの新しい競合サービスがネットフリックスの会員流出を招いていないことを示している。同社は年間キャッシュフローの赤字が19年度をピークに減少に転じる見込みであることも明らかにした。19年のキャッシュフローは33億ドル(約3600億円)の赤字だったが、今年は25億ドルの赤字になると予想。
ネットフリックスのドラマ、当面は目が離せず
10-12月期決算からは長期的な疑問の答えは得られず
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