米アップルが28日公表した2019年10-12月期(第1四半期)決算は、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」やアプリ、ワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」などの販売が好調で、売上高が過去最高となった。また、四半期ベースで約1年ぶりに増益を回復した。売上高は918億2000万ドルと、前年同期の843億1000万ドルから増加。スマートウォッチなどウエアラブル端末や定額制動画配信サービスなどアイフォーンに関連した製品・サービスが伸びをけん引した。売上高の半分以上を占めるアイフォーンは559億6000万ドル売り上げた(前年同期は519億8000万ドル)。純利益は222億4000万ドル(同199億7000万ドル)で、過去最高を更新した。1株利益は4.99ドル。ファクトセットが集計したアナリスト予想は4.54ドルだった。