大塚篤司(おおつか・あつし)
1976年千葉県生まれ。医師、医学博士。皮膚科専門医。京都大学医学部特定准教授。がん治療認定医。日本アレルギー学会代議員。2003年信州大学医学部卒業、2010年京都大学大学院卒業、チューリッヒ大学病院客員研究員を経て2017年より現職。アレルギーの薬剤開発研究にも携わり、複数の特許を持つ。アトピーに関連する講演を年間40以上こなす。
アトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギー患者をこれまでのべ10000人以上診察。正しい知識がないために、間違った医療で悪化する患者を多く経験し、医師と患者を正しい情報で橋渡しする発信に精力を注ぐ。京都新聞、AERA dot、BuzzFeed Japan Medical、Yahoo!個人などに寄稿・執筆。自身もアレルギー体質で、喘息に加え鼻炎と結膜炎をもち、今も軽度の白内障と網膜剥離がある。著書に『心にしみる皮膚の話』(朝日新聞出版)がある。
Twitter: @otsukaman

【書籍のご案内】

世界最高のエビデンスでやさしく伝える
最新医学で一番正しい アトピーの治し方』

【発売5日で重版出来】

【内容紹介】

どうか、この本を「一番最初に」読んでください。

皮膚科専門医が
世界で信頼される100以上の医学論文
10000人を診た経験に基づいた
いま一番信頼できる、
本当に正しい治療法のすべて。

全ての患者さんが目指すのは、
どんなにひどい状態からでも
「保湿だけでよくなること」
です。

・信頼できる医者の見つけ方
・かゆみを抑える速攻策
・ステロイドのデマと正しい使い方
・あらゆる「民間療法」の正体をエビデンスで明らかにする
・「デュピクセント」の使い方と新薬の展望
・どんな患者さんでも「保湿だけでよくなる」までの道のり

------「はじめに」より-----

あなたは、今、どんな立場でこの本を手に取っているだろうか。

湿疹ができて皮膚科に通い始め、治療方針に迷っている人だろうか。
幼い頃から、全身の湿疹に苦しみ続けてきた人だろうか。
ステロイド外用剤を使用していて、いつかは完治させたいと思っている人だろうか。
ステロイド外用剤以外の、いわゆる「民間療法」を実践している人だろうか。
自分のお子さんがアトピーにかかり、悩んでいるお母さんお父さんだろうか。
あなたの大切な人がアトピーに悩んでいて、助けてあげたいと思っているだろうか。

安心してほしい。そのすべての人に向けて、ぼくはこの本を書いた。

あなたは、アトピー患者として、これまでどんな悩みを抱えてきただろうか。

「肌が汚い」などと、周囲の人の心ない言葉に傷ついてきただろうか。
かゆみで夜も眠れず、眠れてもかきむしって体がボロボロになってしまっただろうか。
化粧や肌を露出させることができず、引け目を感じてきただろうか。
洗い物や洗濯をすると症状が悪化し、日常生活に支障をきたしているだろうか。
あらゆる治療法を試してきたのに一向によくならず、医療に絶望しているだろうか。

そのすべてを諦める前に、どうかこの本を読んでほしい。
切実な悩みを抱える人が読むことを前提に、
ぼくは、覚悟を持ってこの本を書いた。

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幼少期からのアトピー患者でもある担当編集者が、この本を作ったきっかけを綴りました。

「皮膚と心を蝕む病気」

 

 

 

 

 

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<本書の目次>

序章 皮膚科医がずっと言えなかったこと

第1章 間違ったアトピー治療法を見分ける方法

第2章 誰も教えてくれなかったアトピーの正体

第3章 民間療法をエビデンスで検証する

第4章 最新医学で一番正しい治し方とステロイドのウソ・ホント

第5章 その他の治療法と新薬について

第6章 生活の中でできる予防と対策

終章 アトピー医療のこれから