米フェイスブックが内部データを外部研究者らに提供することで初めて合意したのは2018年だった。情報がどのようにシェアされるかを調べることでフェイスブックが社会に与える影響に光を当てることになるとして、画期的な動きと受け止められた。  研究者らは当時、データは2カ月以内に提供されると見込んでいた。実際に提供された時には、2年近くが経過していた。  個人情報保護に関する懸念などで情報提供は延び延びになり、13日にようやく実現した。研究者らは、「フェイクニュース」のパターンやシェアされる情報の質などの理解につながると期待している。