ビジネスパーソンの
モテるLINEの使い方
では、どうすれば「嫌われるLINE」を改善できるのか。
初歩的な策として、LINEを送るときに、その画面がスクリーンショットされた状態を思い浮かべ、第三者目線で「自分が暴走していないか」「勘違いしていないか」を確認してから送信ボタンを押す、というのはどうだろうか。
そうすると、なぜか普段の会話ではできていることが、意外とできていない自分のメッセージに反省することがあるように思う。
当然、女性の側も、無視するほど嫌ってはいないが、今はまだそれほど乗り気ではない、といった場合に、あまりに直接的に「あなたのことが嫌いなわけではないけど、今週の唯一空いている金曜日を使うほどは興味がない。それなら女友達とご飯に行きます」なんていう返答はしてこない。
コミュニケーションにおいて当たり前のことだが、行間や言葉の裏を読み、余計な詮索をしないことは、大人の男性にとっては最低限のマナーだ。
男性が女性に嫌われるのは、どちらかというと「言葉が足りなくて」というよりは、「言葉が多すぎて」の方が多い。
愛し合っているカップルであれば、必要な情報を言葉で交換することは関係を円滑にする。だが、口説いている状態、あるいは付き合いはじめの状態での過度な情報は、男性のミステリアスな部分を減らし、女性側の「もっと会いたい」「もっと知りたい」「もっと話したい」という感情を奪う恐れがある。