【北京】中国国家統計局が17日に発表したデータによると、中国の主要70都市の1月の平均新築住宅価格の伸びは1年半ぶりの低さとなったが、政府は、不動産市場抑制策と新型ウイルス感染拡大の影響が相まって、価格はさらに大きく下振れる可能性があるとみている。  新型ウイルスによる企業活動への影響は中国全土に広がっている。同国でめったに起こらない住宅価格低下への懸念が高まっており、不動産開発会社は対応に追われている。  国家統計局が17日発表した主要70都市の1月の新築住宅平均価格は前年同月比6.45%上昇となった。