日産自動車の取締役会は、西川広人・前社長兼最高経営責任者(CEO)の退職手当を大幅に削減した。複数の関係者が明らかにした。日産の人事部は当初、西川氏の退職時に支払う一時金を約1500万ドル(約16億8000万円)と算定していたが、取締役会はこれを約300万ドルに削減することを決めた。取締役会は、退任する幹部を顧問として会社にとどまらせる制度も打ち切った。その結果、西川氏と日産の関係は、2月18日をもって打ち切られることになった。
日産、西川前CEOの退職手当を削減 約3億3600万円に
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