王妃の村里

 庭園の外れには、素朴なわら葺き農家を集めた王妃の村里があります。派手好きというイメージとはうらはらな、マリー・アントワネットの田園趣味がうかがえる場所です。ここで彼女は子供たちと疑似農村生活を楽しんでいました。王妃の家の外観はわら葺屋根の田舎家ですが、内部は離宮プティ・トリアノンを思わせるエレガントな造りになっています。

王妃の村里のどかな風景が印象的な「王妃の村里」
王妃の家王妃の村里にある「王妃の家」

噴水ショー

華やかな噴水華やかな噴水(大噴水ショーではありません)

 ルイ14世時代、庭園ではさまざまな趣向を凝らした余興が毎日のように開かれていました。それを再現する「大噴水ショー」という水と音楽のスペクタクルが春から秋の間に行われています。噴水のからくりは300年以上前とまったく同じで、数ヵ所の大貯水池から全長約30kmの配管を通して、サイフォンの原理を用いた水の圧力を利用しています。夏には庭園が色とりどりにライトアップされる「夜の大噴水ショー」も開催されます。

ヴェルサイユ宮殿の基本情報

■ヴェルサイユ宮殿の開館時間
・4~10月 9:00~18:30
・11~3月 9:00~17:30
(入場は閉館の30分前まで)
*月曜、1/1、5/1、12/25、公式行事のある日は休館。
・入場料は18ユーロ、18歳未満と11~3月の第1日曜は無料。

■ドメーヌ・ド・トリアノンの開館時間
・4~10月 12:00~18:30
・11~3月 12:00~17:30
(入場は閉館の30分前まで)
*月曜、1/1、5/1、12/25、公式行事のある日は休館。
・入場料は12ユーロ、18歳未満と11~3月の第1日曜は無料。

■庭園の開館時間
・4~10月 8:00~20:30
・11~3月 8:00~18:00
*無休。悪天候を除く。季節により異なる。
・入場料は無料。大噴水ショー、音楽の庭園開催日を除く。

ヴェルサイユ宮殿多くの観光客が訪れるヴェルサイユ宮殿 ©iStock

 宮殿、ドメーヌ・ド・トリアノンがセットになった「1日パスポート」もあるのでおすすめです。20ユーロ。宮殿の切符売り場のほか、宮殿のWEBサイトからの購入も可能。
・URL:http://www.chateauversailles.fr/

 また「パリ・ミュージアム・パス」も使えるので、他の美術館&見どころを訪れる予定がある場合は購入しておくと便利です。
・URL:http://www.parismuseumpass.com/